●●さんへ
この手紙のきっけはあなたがラブレターが欲しいと言い出したことですが、良い機会なので私の想いをこの手紙に書き綴ります。
あなたが私のことを好きと言ってくれた日、愛してると言ってくれた日、守ると言ってくれた日を今でもはっきりと覚えています。いいえあなたと出会ってからの日々毎日を覚えています。あなたと過ごす毎日がとても大切な日だから…
私は意地っ張りで恥ずかしがっていつもあなたの想いに曖昧に答えてばかりですが私もあなたが好きです、こんな私を好きといってくれたあなたを愛しています。
普段は恥ずかしくて口に出来ませんがなぜか手紙なら不思議と素直になれますね。
私はあなたに対して素直になれない事も多くあなたに不快な思いをさせているのかもしれません、でも言い訳になってしまいますがそれでも私はあなたが好きです。口ではどれほど悪態をついても心の中ではいつもあなたの事を慕っています。
ただ…知っての通り私は人間ではありません。戸籍もないのであなたと結婚する事もあなたの子供を産む事も出来ません。やはりあなたは普通の人間の女性の方がいいんでしょうか?あるいは私が人間だったら…そう考えてしまうときもあります。
もし私のことを疎ましく思ったら、私の事が嫌いになって出て行って欲しいと思ったらすぐに言ってください、その事であなたに危害を加えるつもりはありません、何も言わず私はあなたの前から姿を消します。
でも…それでもあなたさえ良ければこれからもあなたの傍に居てもいいですか?私の居場所はあなたの隣にしかないから…
あなたの傍にいてあなただけを見て…●●だけの私でいさせてくれますか?
追伸
この手紙のことはあなたの心の中にとどめていて下さい、ただでさえ恥ずかしがりながらこの手紙を書いてるのにさらにからかわれでもしたら、私はきっと恥ずかしくて死んでしまいます。
なんて、私らしくない事ばかり書きましたがこれが今の私のあなたへの想いです。
ロリ・アイヴァーン
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