一護:…うぅ、うん?
ロリ:あっ、やっと起きたのね。この寝ぼすけは…
一護:ロリ?
俺は…なんで…
…ッ!
い、井上は?!
ロリ:落ち着きなさいっての、織姫は自分の部屋で寝てるわ。朝まであんたの看病してたんだから今は寝かせてあげなさい
一護:…そうか、一体なにがあったんだ
ロリ:その前に、あんたは昨日のことどこまで覚えてる?
一護:えっと…確か、急にタコかイカの足みたいのが海から出てきて、その触手を斬りつけてたら急に体の力が抜けて…その後のことはよく思い出せない…
ロリ:なるほどね、今の段階では推測でしかないけどあんたらを襲った虚…だと思う何かは他者の霊圧を奪う力を持ってるみたいね。
あんた、ここに運ばれてきたときにはかなり衰弱してたし、織姫はあんたほどゃ無いとはいえかなり霊圧を失ってたし
一護:そうか…俺たちはどうやって戻ってきたんだ?
石田たちが助けてくれたのか?
ロリ:あんたらを助けたのはウルキオラよ。
一護:ウルキオラが?なんであいつが
ロリ:さぁ…なんでかしらね?あいつの話だと、あんたと織姫は虚…だと思う何かに襲われて危ない所をウルキオラが助けた…ってウルキオラが言ってたわ
正確には助けたというよりウルキオラの霊圧を感じて海に逃げていったらしいわ。
それで気を失ってたあんた達をウルキオラとグリムジョー達が旅館まで運んだって訳。
その後は織姫があんたを治そうとしたけど…あの子もかなり力を失ってて上手く治せなくてね
メノリが浦原から死神が使う回道…っていうんだっけ?
とにかくそれを習ってたからあんたの治療をして…そのあとは織姫がさっきまで付っきりで看てたのよ、さすがに夜通しで疲れたのか今はぐっすり寝てるわ。
で、あの子の代わりにわたしがあんたを看てたってわけ…
一護:ロリが俺を?なんか意外だな
ロリ:しょうがないでしょ、そうでもしなきゃあの子ずっとあんたの傍を離れそうになかったし、わたしが代わりに看てるからあんたは休みなさいって言って寝かせたのよ。
一護:なるほど
ロリ:ちなみに●●たちは例の虚をどうするかの対策を考えたりなにか手がかりがないか探しに言ってるわ。
今朝浦原たちもこっちに来たしね
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