グリムジョー:そう言えばよ、ロリと●●の惚気話はよく聞くけど…お前はどうなんだよ?
メノリ:わたし?!いや、わたしは…ほら、そういうのに縁ないし
ウルキオラ:好きな男とかいないのか?
メノリ:好きな人がいないって訳じゃないけど……つまんない話よ?
ウルキオラ:それは聞いて見ないとわからないだろ?
メノリ:なんで、そんなに聞きたがるのよ?
ウルキオラ:恋バナしたい気分だからだ…
グリムジョー:(恋バナ?)
メノリ:そうね、あんたらも話すって言うんなら話してあげてもいいけど?
ウルキオラ:わかった
グリムジョー:えっ…俺もか?
メノリ:まぁそこまで言うなら…そうね、わたしにも好きな人がいるんだけど、その好きな人には好きな人がいて、わたしはその好きな人が好きな人のことも嫌いじゃないの
だから、わたしは好きな人の幸せのために、好きな人とその人が好きな人のことを応援してるわけ
グリムジョー:めんどくさい話だな、好きなら奪っちまえばいいだろ
メノリ:一番の問題はそこじゃなくてね、わたしはわたしの好きな人が初恋の相手…なんだと思うんだけど、
その辺がよく分かたないの、だって子供の頃からずっとその人のことが好きで、でもわたしの好きな人も子供の頃からずっとその人が好きな人のことが好きだから…
わたしが好きなのは…どういう意味の好きなんだろって考えちゃうのよ
グリムジョー:なるほどな、お前も色々あるんだな
ウルキオラ:だが、色々と合点がいった…
グリムジョー:(ところでコイツが好きなのってどっちだ?)
ウルキオラ:(…普通に考えればロリのことだと思うが……●●の可能性も捨てられないな、少なくともあの二人のことを言っているのは間違いないだろう)
グリムジョー:(けっこうな修羅場だな…)
JKメノリの恋愛事情