北上「なぁに提督?ひょっとして大井っちとあたしのこと?
大井っちというものがありながら、意外と言うねーコノコノ。
けど大井っちはともかく、あたしは花なんて柄じゃないよ。」
いいえ、そんなことはありません!
北上さんこそまさにこの世という荒野に咲く一輪の薔薇!
むしろ北上さんと並んだら薔薇でも牡丹でも霞んでしまいます!
ああなんて罪作りな北上さん……でも素敵!
あと、私は別に提督のものとかそういう事はありませんので。ありえませんので。
提督にはドクダミでも持たせておけばいいと思いますので。はい。
北上「……苦労するねえ、提督。」
両手に花