2020年10月24日 午前5時30分





けもの殿「呉に向けて爆進ーーーっ!!!イクゾーーーー!!」デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!

ベイ「なんで私はこんなところに連れて来られてるんでしょう…」

ボクカワウソ「………」

ベイ「しかもボクカワウソまで居るし…呉のコラボは延期になったんじゃないんですか?」

けもの殿「なったが?」

ベイ「じゃあなんで呉に行くんですか…?しかもこんな朝早く…朝3時起きだし…眠いし寒いし…」

けもの殿「一体いつから―――呉コラボが延期した程度で提督が呉旅行を中止すると錯覚していた?」

ベイ「なん…だと…?」







けもの殿「まぁ呉の方々も提督をお迎えしようと色々準備をされていたようでな、それなら前回ゆっくり回れなかったお店を回ってみようというのが本音だな!」

ベイ「それなら普通に朝の10時くらいからゆっくり移動してもよかったのでは…?」

けもの殿「馬鹿者!提督の朝は早いのだ!呉について朝10時くらいでないと遊ぶ時間がないぞ!さぁ、トイレと休憩を済ませたら出発だ!!」

ボクカワウソ「……(くいくい)」

けもの殿「むっ…?夜間通行止め…?…仕方ない、このSAで少し休憩していくか…しかし朝早くだというのに人が多いな…ちなみにここは龍野西下りサービスエリアでな…この時間でも朝食が食べられたりするぞ?まぁ若干高いが…」

ベイ「せっかくなのでここで朝ご飯を…」

けもの殿「ならん!呉についたらすぐに食べまくるからな!出来るだけ腹を空かせておくのだ!」

ベイ「そんなぁ…」
























けもの殿「ということで呉に到着!!」

ベイ「サービスエリアで見た日の出は綺麗でしたねぇ…(現実逃避)」

けもの殿「さて…そろそろ目当てのものを食べにいくか!遅めの朝ご飯と早めの昼ご飯を兼ねてカレーを食べに行こう!」




けもの殿「ということで呉ハイカラ食堂で昼食としよう!ここのテッパンカレーは前回食べられなかったからな…今回は開店と同時に入って確実に食べる作戦だ!」




けもの殿「おぉ…これがテッパンカレー…カレーの他にサラダ、肉じゃが、鯨肉のフライも入って1450円か…ふむ、鯨肉は初めて食べたがなかなか美味しいものだな!固いと聞いていたが、全然気にならない程度の固さだ」

ベイ「カレーも程よい辛さで美味しいですねぇ♪これはすぐに売り切れちゃうのも分かる気がします!ふぅ…結構お腹いっぱいになっちゃいましたね…それじゃあ、大和ミュージアムにでも…」

けもの殿「馬鹿者!次の店に行くぞ!今日は食べまくると言っただろう!さぁさぁ!」

ベイ「えええっ!?」

けもの殿「さて、次の店は商店街にあるのだが…流石に連チャンはきついな…腹ごなしに歩いて向かうか…」




ベイ「呉駅で呉氏発見です!写真撮っちゃいましょう!けもの殿、シャッターお願いします!」

けもの殿「よかろう、はいチーズ!」


けもの殿「ということでやってきました『山乃家』ーーーっ!24日と25日にこの店でうどんセットを注文すると、大和の設計図のコピーがいただけるのだ!しかもラミネートまでしている丁寧っぷり!いやぁ、楽しみだなぁ」

ベイ「そ、それにしてもうどんセット…カレー食べた後にはキツいです…」

ボクカワウソ「……(ぶるぶる)」

けもの殿「ええい!ここまで来て退く訳にはいかん!」

おばちゃん「お兄さん提督さん?セット頼んだら大和の設計図がついてくるからねー?メニューのうどんはどれでもセットに変更できるから好きなの頼んでねー?」

けもの殿「入店早々提督と見破られた件…というか店内に提督しかおらん…おばちゃん、月見うどんセットを要求する!」




けもの殿「こ、これはなかなかボリューミー…」

ベイ「大丈夫ですか…?」

けもの殿「なんの!関西人にとってうどんはおやつ!これくらい食べきってやるわ!!……ほほう、私好みの関西寄りの薄味だな…うどんは細目で柔らかいが、この優しい出汁と良くマッチしていて美味い!おにぎりも程よい塩加減だし、玉ねぎのかき揚げを汁につけて一気にすすり込む!ふぅ…うまい!」




けもの殿「ということで、大和の設計図を手に入れたのであった」

ベイ「大和さんの断面図…右端に極秘って書いてあるのがなんだか生々しいですね」


けもの殿「うっぷ…流石に食べ過ぎた…」

ベイ「流石にこれ以上は無理です…少し歩いて腹ごなしをしましょう」





けもの殿「かかったな!アホがッ!!呉の名物パン屋さん『メロンパン』に到着だ!」

ベイ「 」

ボクカワウソ「 」

けもの殿「むっ!名物のメロンパンは売り切れか…チッ!命拾いしたな…」

ベイ「もう無理無理無理…食べ過ぎで死んじゃいます…」

けもの殿「まったくだらしない奴め…ほぅ、駅前のyou meというスーパーにはメロンパンのパンが売られていると…そっちに買いに行けばよかったな」

ベイ「今から…買いに行くんですか…?」

けもの殿「当たり前だ!さぁ行くぞベイ!ボクカワウソ!」




けもの殿「ということで買えましたメロンパン!一般的に連想するメロンパンとは大きく違うな…というか手に取った最初の感想が『重っ!?』なパンって初めてだぞ…?ちなみに他県で一般的なメロンパンは呉だと『サンライズ』という名前で売られているぞ」

ベイ「日の出ですか…確かに太陽みたいですよね…」

けもの殿「味は…ふむ、外側は普通のメロンパンのようだな…だが中身にたっぷりと白あんが詰まっている…これはなかなか強烈な…それに重いから食べ応えがある…私の胃では一つ食べたらお腹いっぱいになってしまうぞ…」

ベイ「私は半分でいいです…ボクカワウソと半分を半分こしますから…」

ボクカワウソ「~~~♪(もぐもぐ)」




けもの殿「さて…休憩してお腹が減ってきたら今日の夕食といこうか…どこにしようか…うむ、これにしようか…よし決めた!」




けもの殿「呉駅内にあるお寿司屋さん『すし活』にやってきました!ここではこの3日間限定で大和セットというお手頃な値段のセットが食べられてしまうぞ!さて、回らない寿司屋というのは入るのに緊張するが…店の中は提督だらけだし…たのもう!!」

大将「いらっしゃい!提督さんだね?さぁカウンターにどうぞ!」

けもの殿「またもや何も言わないうちから提督と見破られた件…まぁいいか…大和セット一つ!」

大将「はいよ大和セット1丁!お兄さん運がいいね!もうネタがなくなっちゃったよ!」

けもの殿「なんと…滑り込みセーフだったか…普段の行いという奴かな?」




けもの殿「店に入った瞬間こんなものが出迎えてくれるお寿司屋さんってある…?」




けもの殿「さて来ました大和セット!これで800円か…赤字じゃない?大丈夫?いただきます!…うまい!流石に回転寿司とは比べ物にならないな…あさりの味噌汁も出汁が濃厚…ふう…量はそれほどでもないのに、美味い寿司を食べたって満足感があるな…」

けもの殿「このお寿司屋さん…次の呉コラボの時にも寄ってみたいな…次は財布にたっぷり諭吉を補充してたらふく食べてみたい!」

けもの殿「し・か・し…なぁんか物足りねぇよなぁ…ということで…今回も行ってみましょう屋台飯!まぁでも先に腹に入れてきたから今回は1件だけにしていこうかな?ということで今回はここにしましょう!」




けもの殿「わふうらぁめん…なんか超そそられる気がしませんか?さて…それじゃあ早速突撃!おっちゃん!ラーメン一つ!」




けもの殿「ほほう、和風ラーメンというのは偽りなしだな…スープは醤油系だが、野菜の旨味が強いな…最後に入れた、炒めたキャベツと豚バラが良い味を出している…そこに天かすやおぼろ昆布が入っていて…寒い夜には実にあったまるな…小ぶりのどんぶりだが、これで500円は納得して出せる価値がある!」


けもの殿「ふぁぁ…流石に朝早かったから眠くなってきたな…ベイやボクカワウソも眠ってしまったし…ホテルに帰って寝るとするか…では、おやすみ呉!」


けもの殿は呉を観光するようですRe:Dive