ハロウィンの夜には、鎮守府内にも恐ろしい狼人間が現れるという。
デンジャラス……おお、まさにデンジャラス・ビースト……!

カール「ところであなたの所感は、けもの殿?」

けもの殿「うむ、なにかと言うとまずお腹が良い。お腹。普段のプリンツよりちょっと余分に脂肪がついているであろう?お団子の食べ過ぎを止めなかった私の采配に卿らは心の底から敬意を払うべきである。胸部の破壊力に関しては何を今さら、という話だな。私は十分に承知していたがね。でも少し、毛変わりするぐらい驚いたものだ。
 プリンツは着痩せするタイプなのだな……危険である。とても危険であるぞ。全体的なカラーは私の好みからは少し外れるが、紫という色が持つ魅力はハロウィンの夜に相応しい。高貴かつ淫靡かつ無垢。
 もうこれは彼女専用のエクストラ艦種を作るべきではないだろうか?」

カール「んー、なに言ってるか分かるのに、けもの殿の内面がぜんぜん分からん!」
デンジャラス・ビースト