(RA)
―――西暦1573年、オケアノス
これは、人理焼却を阻止せんとするカルデアのマスターとマシュ・キリエライト、そして彼らを見守る一匹の獣の物語である
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ベアトリス「うわぁ…おっきな目玉が付いた柱…これが魔神柱というものですか…」
櫻井戒「…まさかこんな目玉の化け物と戦うことになるなんてね…驚いたよ…でも、本物の化け物を知っている僕らからしたら拍子抜けだね」
ベアトリス「えぇ、まったくもってその通りです。ですが、またあなたとこうして肩を並べて戦えること…私はとても嬉しく思っています。けもの殿に感謝ですね」
櫻井戒「君の言うとおりだ…それに、散って行った彼ら…アステリオス君たちの死を無駄にしないためにも…ここで負ける訳にはいかないね」
ベアトリス「えぇ!勝ちましょう!私は死人で出来た道なんか照らしたくない!どうせ照らすなら希望に満ちた未来への道を!」
ドレイク「よぉし!二人ともいい啖呵だ!気に入ったよ!砲撃用意!野郎共!あの気持ち悪い化け物を吹き飛ばしてやりな!ワイルドハントの始まりだ!」
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ベルリンのランサー「王女メディアが魔術師として敗北したか…ふむ、どう思うかねカール?」
カール「彼女以上の魔術師となると限られるでしょうな?だが安心めされよマスター、我らがついております故」
ベルリンのランサー「魔術師では、あの方には絶対に及ばないと来たが…私が知る限りカール以上の魔術師はおるまい」
カール「然り、大船に乗った気持ちで次なる特異点に向かいましょう」
Fate/Grand Order 第三章 封鎖終局四海オケアノス -easy mode-