けもの殿「さて、これが今回我々が宿泊するホテル…『ローズホテル横浜』だ！」

ガンビアベイ「こ、これは…！相当高級そうなホテルですよ！？いつも使ってるビジネスホテルとは大違いです！大丈夫なんですか？」

けもの殿「ししし心配するなベイよ！こちとらお客様なんだから堂々としていればいいのだだｄ」

ガンビアベイ「（あっ…ダメそう）」






けもの殿「なけなしの勇気を振り絞ってチェックインできたぞ！高級ホテル…二人きり…なにも起きないはずがなく…」

ガンビアベイ「バカなこと言ってないでご飯食べに行きましょう？お腹ぺこぺこなんですから」




ガンビアベイ「うわぁ…！すごいすごい！日本じゃないみたいです！」

けもの殿「私も横浜中華街は初めてだが…うむ、なんだかワクワクしてくるな！さて何を食べようか……よし！この四川料理のお店にするぞ！麻婆豆腐を食べるんだ！」

ガンビアベイ「はいっ！食べましょう！」




けもの殿「ということで麻婆豆腐とチャーハンのセットを頼んだぞ！うむ、これが本場の麻婆豆腐か…日本のに比べて色が黒いのだな…それに油の量が多い…どれ味は…」

けもの殿「エッハァ！！！！！！」


けもの殿「くぁぁ…なんという辛さ…本当に辛いものを食べたら、舌より先に鼻がやられるのだな…ゴホゴホ……蒙古タンメン中本より鼻に来た…」

ガンビアベイ「だ、大丈夫ですか…？」

けもの殿「大丈夫だ…しかし、慣れてくれば…ふむ…唐辛子の辛みと山椒の辛みが混ざって…おぉ！美味い！これは美味いぞ！チャーハンもこれまた美味い！」




けもの殿「追加で小籠包もだ！」

ガンビアベイ「いただきま…アッツイ！！！」

けもの殿「言わんこっちゃない…小籠包はレンゲに取って端っこをちょっとだけ噛んでスープを外に出して、冷めてからスープと一緒に食べるんだ。どこかの美味しんぼの山岡みたいに、まるごと頬張って口の中で冷ますような食べ方をしたら大やけどしてしまうぞ？」

ガンビアベイ「うぅ…すぐにお水飲んでよかったです…」



けもの殿「さて…それじゃあホテルに戻ってきたことだし、今回の戦利品を整理しようか！」

ガンビアベイ「全部は紹介できませんので、これは！というものだけにしますね？」




けもの殿「目当ての一つであった雪風と赤城のアクリルスタンドだ！かなり大きいな…」

ガンビアベイ「二人ともとっても綺麗です…」

けもの殿「実はこのアクリルスタンドの赤城は左右が反転しており、和服が左前になっていることから回収されることになったのだ。夜の部の物販では販売停止になっていたから現状ではかなりレアになっているぞ？後日交換対応してもらえるようで良かった良かった」




けもの殿「タシュケントのボルシチボウルだ！これは明後日の舞鶴に持っていかなければな！」

ガンビアベイ「やっぱりボルシチを入れて食べたいですもんね！…って舞鶴？」




けもの殿「五航戦のシャンパングラスだ！これはなんともおしゃれなグラスではないか…クリスマスにはこれでシャンパンを楽しみたいものだな」

ガンビアベイ「舞鶴ってなんですか？ねぇけもの殿！？」




けもの殿「雪風のTシャツだ！こういうのはついつい買っちゃうよねぇ…仕方ないよねぇ？」

ガンビアベイ「……また着ないTシャツが増えるんですね？」

けもの殿「失敬な！ちゃんと着るぞ！」




けもの殿「法被はもう定番となってしまったな！これもついつい買ってしまうアイテムになってしまった」

ガンビアベイ「なかなかもったいなくて着れませんね」



けもの殿「さて、昨日はあまり寝れなかったせいか眠気が…そろそろ休むことにしよう…おやすみガンビアベイ」

ガンビアベイ「はい、おやすみなさい…」








2020年12月5日　午前6時30分

けもの殿「起きろガンビアべイ！朝食に行くぞ！」

ガンビアベイ「なんですかこんな朝早くから…今日はもう帰るだけなんだからゆっくりしていきましょうよ…」

けもの殿「帰るだけ？なにを言っているんだ？むしろ本番はこれからだというのに…さぁ！朝食バイキングに出撃だベイデルマン！！」




けもの殿「取りすぎちゃった♪」

ガンビアベイ「卵料理があるとついつい手を伸ばす癖、直しませんか？」

けもの殿「直す必要が見当たらない」

ガンビアベイ「…それで？これからが本番ってどういうことですか？」

けもの殿「むっ？説明していなかったか？私達はこれから新幹線に乗って関西に戻り、そのままバイクで舞鶴砲雷撃戦に参加するために舞鶴入りするのだぞ？」

ガンビアベイ「…はぁ！？そんな無茶な！」

けもの殿「無茶なものか！現にツイッターではバイクで横浜から舞鶴まで向かう猛者もいるのだぞ？我々は新幹線で行く分まだまだ楽なものだ」

ガンビアベイ「うわぁ…本当にいるんだそんな人…」

けもの殿「ということで朝食を詰め込んだらすぐに出発だぞ？横浜ではあいにくの雨だが関西の予報は晴れ…なんの問題もない」

ガンビアベイ「…わかりましたよ！こうなりゃヤケです！どこまでもお付き合いしてあげます！！」

けもの殿「その意気だ！さぁ新幹線に飛び乗って大阪まで！！」




けもの殿「シンカンセンスゴイカタイアイス…これを食べなきゃ始まんねぇよなぁ…」

ガンビアベイ「（余裕そうですね…一晩寝たら疲労が回復するなんて小学生かな？）」


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