けもの殿「あっ!という間に舞鶴に到着!いやぁ、前回の冬の砲雷撃戦よりはマシだったが…それでもやっぱり寒いものは寒いな!」

ガンビアベイ「当たり前ですよそんなの…とにかく、昼食もまだなんですからなにか食べませんか?」

けもの殿「うーむ…現在時刻は15時…微妙な時間だな…まぁいいか!それじゃあお馴染み、とれとれセンターに向かうぞ!」




ガンビアベイ「けもの殿!なんか変な魚がいますよ!!」

けもの殿「ほほう、とれとれセンターには数えきれない位来ているが、私も実物を見るのは初めてだ…ヤガラだな!口がとても長い魚で、持って帰るのに難儀する魚の筆頭だな!」

ガンビアベイ「これ食べましょう!面白いです!」




けもの殿「うむ、綺麗な白身の魚だな!外見からは想像もつかない」




けもの殿「まず感じたのは歯ごたえ、求めしものは甘味と旨味!たっぷりの醤油にも負けない旨味なのに、飲み込むとスッと消えていく…こんなに上品な魚は初めてだ!」

ガンビアベイ「な、なんて美味しい魚なんでしょう!こんなの初めて…!」

けもの殿「たっぷりの大葉とおろしショウガを加えて丼にして食べたいなぁ…唯一の欠点としては、この皿で1匹分ということだな…簡単に言うと歩留まりがめっちゃ悪い!全長の半分は食べられないしね」

ガンビアベイ「最初に見たときは『量を誤魔化されてません?』って思いましたからね」




けもの殿「そして来るは坂井精肉店!相変わらず賑やかなお店だ!ここでは今回も砲雷撃戦を迎えるにあたり、新メニューを開発されたようなので試してみよう」




けもの殿「ほほう、スティックとんかつとな?それじゃあこれと…あとは肉じゃがコロッケとミンチカツも貰おうかな?」




けもの殿「スティックとんかつ…なるほど、薄く切った豚肉を丸めて揚げてあるのだな!とんかつのボリュームと手軽さを両立している素晴らしい商品だ!そのままでも美味しいが、とんかつソースをかければより美味しい!舞鶴に来る度に寄りたくなってしまうなぁ」




けもの殿「東舞鶴駅内には、我らがなぐも先生がデザインした三笠ちゃんと、鉄道娘の城崎このりちゃんがいらっしゃったぞ!」

ガンビアベイ「駅から降りた瞬間から舞鶴砲雷撃戦らしさを感じられるんですね…提督さんからすれば『帰ってきた』という感じなんでしょうか?」

けもの殿「ちなみに東舞鶴駅の改札ではSuica等の電子マネーは使えないから注意だ」




けもの殿「今回の看板だな!」

ガンビアベイ「今回は可愛らしい感じですね!なんだか賑やかで…これだけ見れば普通にグルメイベントみたいに見えて来ます」

けもの殿「実態は同人即売会なんだけどな!さて…歩き回ったらお腹が減ってきたな…少し早いが夕食にしよう!」

ガンビアベイ「はいっ!砲雷撃戦に来た提督を狙い撃ちするような、舞鶴グルメスポットの冊子がありますから…どれにしようか迷いますねぇ…」

けもの殿「それもいいが、私は前々から行きたかった店があるのだが…そこでいいかな?海鮮が食べられる面白い店があるのだ」

ガンビアベイ「お魚ですか?いいですね、いきましょう!」




けもの殿「ということでやってきたのは『サカナテラス』!ここは外見はレストランのようだが…実は魚屋さんなのだ」

ガンビアベイ「魚屋さん?食べられないんですか?」




けもの殿「当然テイクアウトもできるが、買った魚をその場で調理してくれるサービスもあるのだ!まぁ調理費がかかるが…それを差し引いても新鮮な魚が安価で食べられるのだ!ここはおすすめだぞ?魚以外の総菜もあるしね」




けもの殿「サゴシの炙り造里に銀シャリ…それにアサリの味噌汁…ご機嫌な夕食だ…」




けもの殿「軽く炙ったことで生臭さがまったくない!口に入れるとワサビにも負けない強い旨味が広がってくるぞ!かといって上品すぎることのない野趣も顔を覗かせてくる…なんとも私好みの味だ」

ガンビアベイ「とれとれセンターでも捌いてはくれますが、調理まではして貰えませんからね」

けもの殿「調理費を差し引いてもここの値段はおかしい…この安さは漁港ならではという感じだな」




けもの殿「安いからついついズワイガニまで頼んでしまったぞ!この匂いだけで白飯のお代わりができてしまう…!」

ガンビアベイ「魚のプロが最高に美味しい状態に調理して持ってきてもらえる…人気にならない理由がありませんよね」

けもの殿「あえて欠点を言うなら…立地の問題で東舞鶴方面から来た人は入りづらいということかな?西舞鶴の方からなら車線の問題から簡単に入れるんだが…特にお昼時はとても混むから注意だぞ?」


けもの殿「さてと…魚介を堪能したが…なんか足りねぇよなぁ…?ということで…み な さ ま の た め に ぃ ~ ! 」






けもの殿「東舞鶴で私がイチオシのラーメン、熱烈らぁめんで〆とうございます」

ガンビアベイ「どれだけ食べるんですか…」

けもの殿「まぁ昼飯食ってないからセーフセーフ!やっぱここのラーメンは落ち着くなぁ…奇をてらった面白いラーメンっていうのもいいんだけど、やっぱり一番はこういう普段使いできる安心して食べられるラーメンだよね…」


けもの殿「さて、ホテルにチェックイン!今回泊まるホテルは…」



けもの殿「『アーバンホテル』!舞鶴のビジネスホテルでは結構お気に入りのホテルだよ!なんせ赤レンガ倉庫にかなり近いからね!前夜祭があるときはこのホテルからだと徒歩でも楽ちんちんだからおすすめだよ!コーヒーなんかも飲み放題だし」

ガンビアベイ「…入った途端、カレー臭がすごいですね…」

けもの殿「併設されてるカレー屋さんの匂いだね…今は満腹だからいいが、空腹時にこれを嗅がされるのは辛いなぁ…」

ガンビアベイ「上の階まで匂ってきますよ…」


けもの殿「さて、それじゃ…少し商店街をブラついてみようか…ツイッターで見て少し行きたかったところがあるんだ!」

ガンビアベイ「へぇ、どこなんですか?」




けもの殿「商店街で行われているイルミネーション迷路だ!迷路の中に設置してある三笠ちゃん達のパネルを探し出し、書いてあるクイズに見事正解すれば景品が貰えるというイベントだ!」

ガンビアベイ「わぁ…!とっても綺麗…キラキラしてて…とっても幻想的ですね…」

けもの殿「うむ、見ているだけで楽しめるのはいいものだ…」

ガンビアベイ「あれ?けもの殿は参加しないんですか?」

けもの殿「まぁ…参加しているのは子供とカップルと親子連れ…こんな空間に、家族はおろか彼女もいない私が参加するのは…なんとも辛いものがある…」

ガンビアベイ「あっ…(察し)」




けもの殿「ということで屋台を出していた『ぬらりくらり』さんの広島焼きを買って気を取り直していこう!」

ガンビアベイ「まだ食べるんですか!?」


2020呉ライブと舞鶴砲雷撃戦3