けもの殿「」
ベイ「めっちゃ雪降ってるじゃないですか!ど、どどどどうするんですか!?このままじゃ積もって帰れなくなっちゃいますよ!?」
けもの殿「落ち着くのだベイよ。幸い、まだ道路に積もってはいない…つまりまだ大丈夫、このまま積もらなければ十分帰れるぞ」
ベイ「そ、そうですよね!それじゃあ早く帰りましょう!積もる前に!」
けもの殿「よし!ではホテルをチェックアウトして…イクゾー!」

けもの殿「おぉ…雪景色の赤レンガ倉庫も風情があるな…うーむ、レンガの赤が雪の白に良く映える」
ベイ「けもの殿何やってるんですかー!!帰れなくなるって言ってるでしょー!!」けもの殿「まぁ待てベイよ、実は去年も同じようなことがあったのだが…雪の中の赤レンガ倉庫の撮影をしていなくてな…今年こそはと思っていたのだ!別にこれくらいいいだろう?」
ベイ「ま、まぁ10分くらいなら構いませんけど…急いでくださいね!?」
けもの殿「よし、写真はこれくらいでいいだろう!」
ベイ「早く早く!急ぎますよ!」

けもの殿「とれとれセンターで焼き牡蠣うまーい!」
ベイ「食べてる場合かーーー!!!」けもの殿「まぁまぁベイよ、怒りっぽくなるのはお腹が減っている証拠だぞ?ほれ、この焼きサザエをあげるから食べなさい」
ベイ「むぐっ…もぐもぐ…あ、美味しい…そうですね、朝ごはんがまだでしたし…で、でも急がないと帰りが…」
けもの殿「まぁここに来るまでに雪も小降りになっていたから大丈夫だろう。焦りは無茶を呼び、無茶は事故に繋がる…焦ってもいいことはないよ?余裕を持つことが安全に繋がるし、旅には重要なのだ」
ベイ「けもの殿……わかりました…そうですね、ちょっと私は焦っていたのかも知れません…けもの殿の余裕を見習わないと…」


けもの殿「うっほほーい!ツチエビうまーーっ!歯応えプリプリ!甘みも甘えび以上!この海老は漁獲量が少なく、鮮度の関係から取れてもほとんど地元で消費されてしまう幻の海老なんだそうだ、それが刺身で食べられるなんて流石とれとれセンターだな!ほら、ベイも食べてみるか?あーん」
ベイ「だからってちょっとは焦ってください!」
…
……
………
ベイ「…なんてことがあったんですよ…もう大変でした…」
ビスマルク「それは災難だったわね…でも、ガンビア・ベイも楽しかったんでしょう?」
ベイ「えぇ、それはもちろん…でも、けもの殿との旅行はいつも強行軍だなぁって…」
プリンツ「(めっちゃ疲れてる…)」
けもの殿「お待たせ!それでは戦利品のお披露目タイムだ!」

けもの殿「まずはこれ!なぐも先生の本と仏さんじょ先生の本だ!3月の江田島砲雷に役立つだろう」
プリンツ「色気より食い気な長波さんと、提督に甘えて欲しいのに甘えて貰えない夕雲さんで有名な人ですね」

けもの殿「蛙山先生とシリのラインの新刊と、金剛の本だ!シリのラインとなぐもカレー部は外に配置されていてめっちゃ寒そうだった…誰だ、シリのラインを買った後になぐもカレー部に並ぶことを『シリからカレー』って言った奴は」
プリンツ「金剛さん…おっぱい大きい…」

けもの殿「いどさんの新刊とキーホルダー!それに東風谷しんの先生の本!いどさんはともかくしんの先生はかなり強行軍で印刷から舞鶴入りをしていたようだ…」
ベイ「いどさんって…サークルは室内なのに、行列が外に並ばされていた人ですよね…あんなに凄い行列が出来るなんて…凄い人なんですね…」

ビスマルク「絵面」
けもの殿「グラハムに目が行きがちだが、足柄本も褌本もとっても良かった…うん、買ってよかった」
プリンツ「グラハムは?」
けもの殿「グラハムも面白かったよ」

けもの殿「これはブランケットだな、絵を見て即購入してしまったよ…だってフレッチャーとジョンストンだよ?買っちゃうよね?」
ベイ「…二人ともおっぱい大きい…」

けもの殿「夜戦屋の夜戦トートバッグだな!今使ってる連装砲ちゃんは白でこっちは黒、コーディネイトで使い分けられるな」
ビスマルク「どうせコーディネイトなんか気にしたことないくせに」
けもの殿「うぐっ」

けもの殿「さて、これが今回のお土産だ!」
プリンツ「わぁ!牡蠣じゃないですか!早速食べましょう!」
けもの殿「この牡蠣は加熱用だから殻ごと焼いていくぞ!4つあるからそれぞれ違った味付けにしてみよう」

けもの殿「まずはシンプルに醤油で味付けしたものを試してもらおうか」
ベイ「んーっ!砲雷撃戦の会場では味付けなしで食べても美味しかったですけど…醤油があるともっと美味しくなりますね!」

けもの殿「次はレモンを搾ったものを食べて貰おうかな?」
ビスマルク「やっぱり牡蠣にレモンは合うわね…さっぱりしてて、これはいくらでも食べれちゃうわ!」

けもの殿「お次はバター醤油で味付けしたものだ!まぁこれはどう転んでも不味いはずがない組み合わせだな」
プリンツ「…あー…バター醤油…なんで日本人はこんなものを独り占めしてるんでしょう…日本に来てよかったぁ…」

けもの殿「最後は焼き牡蠣の殻に日本酒を注いだものだ!なぐも先生の本に書いてあった食べ方だが果たして…」
けもの殿「…むぅ…これは…日本酒に牡蠣のエキスが溶け出して、その後に口の中にプリプリの牡蠣の身が滑り込んでくる…そして鼻を通り抜ける日本酒と磯の香り…至福…圧倒的至福…っ!!」
ビスマルク「むぅ…もうなくなっちゃった…もっと買ってきなさいよけもの殿」
けもの殿「まぁまぁ、舞鶴は行こうと思えば行ける距離だからな…また今度買ってきてあげるよ」
プリンツ「絶対ですよ!約束ですからね!」
けもの殿「今回、ツイッター等で美味しい店の情報を仕入れておきながら行けなかったところだらけだからな…それに7月5日に、もう砲雷撃戦開催が決定している…ふふふ…楽しみだな!」
けもの殿「それでは!今回のレポートはここまで!それでは皆、よき舞鶴の旅を!」
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