○ ★玲愛「こんばんは、今日は空気が凍りついてるみたいだね」
水底の魔女「なんとか盛り上げるためにこの二人を呼んできたわ」
串刺し公「おいおい…前回とは空気の重さが半端じゃねえぞ…
ヴィルヘルム・エーレンブルグ=カズィクル・ベイだ」
水銀の蛇「みんな大好きカール・クラフト=メルクリウスだ
この空気、見事に覆して見せよう!
ではマレウス、そこのゲストの真似をするがいい
場を盛り上げて和気あいあいさせるのだ!」
水底の魔女「は?わたしが?穹ちゃんの為ならやってやるわよ…」
水銀の蛇「では、スタート」

水底の魔女「はるちゃん、もっとお姉さんに頼ってもいいのよぉ?(アダルトボイスで)」

串刺し公「おい、もっと空気が悪くなったぞ…」
水銀の蛇「これはおかしいな…ニヤニヤ」
玲愛「予想以上に似てたんだけど…」
水底の魔女「ちょっ、穹ちゃん!?包丁こっちに向けないで!?」
玲愛「むしろ依媛さんの真似するより男連中がかっこいいこと言って彼女を惚れさせれば万事解決だと思う
というわけで、おら頑張れや男共
まずはカール・クラフトから」
水銀の蛇「あいわかった、私はマルグリット以外は心底興味ないがね」
串刺し公「おう嬢ちゃん、俺に惚れんじゃねぇぞ?」
玲愛「というわけで…はい、すたーと」

水銀の蛇「あなたに恋をした、あなたに跪かせていただきたい、花よ」

玲愛「キメェ」
水底の魔女「うん、キモいわね…じゃあ次はベイ」
玲愛「はい、すたーと」

串刺し公「今日は綺麗な薔薇の夜だ
貴女という存在を心の底から愛したい…
恋人よ、私はあなただけを見、あなただけを感じよう
私の愛で朽ちるあなたを、私だけが知っているから
故に恋人よ、枯れ落ちろ」

玲愛「うん、及第点」
水底の魔女「これで少しはマシなったかしら?」
串刺し公「ていうか空気を重くしたメルクリウスが一番わりぃ」
三人「カール・クラフト死ね」


おぉー♪みんなこんばんわー♪

奈緒:こんばんわ♪…って…凄い人たちが…


…アーンナ?ニコッ
ハルを誘惑しちゃ…嫌だよ…?

瑛:って言うか…似てたねぇ…

奈緒:他人とは思えないわ…何でかしら?


…流石カールクラフト…キメェ…

瑛:なんだか寒くなってきたよぅ…

奈緒:亮平…並ね…鳥肌が…


…それに比べて…ベイは…流石にカッコいいっ!

ただ…それって…創造じゃない…?ガクブル

瑛:あぅー…なんだか…だるーく…

奈緒:…疲れかしら…?


…えと…盛り上げに来てくれてありがとね?

玲愛…ありがと♪モフモフ
○蒼穹の空らじお4-18