…不気味な女の子と…
…マンションの事…
…赤い部屋の事…
…大将はしっかりと聞いてくれた…そして…話してくれた…
『お客さん…お客さんが言ってたマンション…あそこは収取所って言ってなぁ…』
…収容所?
『多分…お客さんが乗せた人…ラビット症候群の人じゃなかなぁ?』
…ラビット症候群?
『ラビット症候群は…目が赤くなる病気でさ…』
…私は気づいてしまった…
…赤い部屋だと思ってたもの…それはあの女の目…
…つまり…ドア一枚はさんで…見つめられていたことを…
その後…大急ぎで逃げ帰ったのは言うまでもない…
~完~
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