っ、そんな…先輩は、ほんとのあたしを知らないもん
「現実が!…生きてた時のお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ!もしお前が、どんなハンデを抱えてても」
ユイ歩けないよ?立てないよ?
「どんなハンデでもっつったろ!」
っ…!
「歩けなくても、立てなくても、もし、子供が産めなくても!…それでも、俺はお前と結婚してやんよ!ずっとずっと、そばにいてやんよ。ここで出会ったお前は、ユイの偽者じゃない、ユイだ。どこで出会っていたとしても、俺は、好きになっていたはずだ…また60億分の1の確率で出会えたら、そん時もまた、お前が動けない身体だったとしても、お前と結婚してやんよ」
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