名前:ファークリン君

アミタリリに罵倒された回数7回

いいネ

〜クリスマス当日のお話〜





「あ、チビ! ちょっと聞きなさいよ!」



「なに、アミちゃん?」


「昨日の夜、あんたが寝ちゃったあとにサンタが来て、私の枕元に新品のほうきを置いていったのよ! しかも、かなりランク高い高級品よ! あぁ、やっぱり、私はいい子にしてたからご褒美が貰えたのねぇ!」


「(うふふ♪)よかったねぇ、アミちゃん!」


「でも、いつも家に来てたサンタと少し違ったのよねぇ。背とか、太さとか……」


「そ、それはきっと、違うサンタさんだからだよ!」


「違うサンタ?」


「そ、そうだよ。さ、サンタさんだって、一人でたっくさんいる子供にプレゼントを配るのは大変だから、何人かで手分けして配ってるんだよ!」


「そうだったんだ、知らなかったわ。って言うか、なんでチビはそんなに詳しいの?」


「え、あ、が、がが学校で習ったでしょぉ?」


「そうだっけ……うーん……ま、いいわ。ほうきは手に入ったことだし! さぁて、早速魔法の練習ね!」


「ふぅ、なんとかなったぁ……。って、わぁ! き、キミいつから見てたの!? ……さ、最初から…? わ、笑わないでよぉ! あれしか言い訳思い付かなかったんだから! もう……」



「……えへへ♪ あの、ありがとうございました♪」
クリスマスなんか消えればいい