名前:ファークリン君
アミタリリに罵倒された回数7回
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シリル「……月以外なにもなかったわ。音もしなくなったし。
私はちょっとガッカリして、興味も恐怖心もなくなって、一気に眠気がきたのよ。で、そのままベッドに入って眠ったわ。
私の話はこれで終わりね。あら、怖くなかったかしらね。
それにしても、不思議じゃないかしら……月があるのに、それに照らされているはずの街並みが一つも見えないなんて。
あれは本当に、月だったのかしらね……フフッ」
シリル「あら、今、壁をノックする音がしなかったかしら。あなたの後ろ辺りから」
百物語シリル2