シリル「あら、あなた。ちょうどよかった、あとはあなただけね、豆をなげさせてもらうわ。……何をそんなに警戒してるのよ。鬼は外」
パラパラ
シリル「福は内(パラパラ)。はい、終わり。とりあえず全員払い終わったわね。……何よ、不思議そうな顔して。節分なんだから、みんなに豆を投げて厄を払ってたのよ。……え、違うの? ま、まあ、厄払いの儀式であることには間違い無いでしょ?」
アミ「見つけたわ! 逃げ足ばっかり早いんだから! 鬼はぁぁぁぁ!」
シリル「危ないから避けろ? 何を言って……(ドンッ)きゃっ!?」
アミ「外ォォォ!」
ヒュヒュヒュン!
トウマ「お、シリル、こんなと……」
バスバスバス!
トウマ「ぎゃふっ!」
シリル「ったぁ……いきなりなにす……え、トウマ!?」
ちょっと、アミちゃんやりすぎだよぉ!?
アミ「ふん、聖剣の持ち主もたいしたことなかったわね」
アミちゃん!?
シリル「トウマ、しっかりして! トウマ!」
トウマ「……つぅ…アミ公のやろぉ……」
ごめんね、ごめんね、ごめんねぇ!
アミ「あいつは……逃げたか。追うわよチビ!」
アミちゃん、もうやめようよ……。
本気で殺されるぞ……