名前:高町なのは

アクセルシューター68発目

全力全開!

機動力をを犠牲にアクセルシューターを迎撃していた○○。しかし、長時間この状態を維持するとバインドを掛けられてしまう危険がある。そこでこの状態を出来るだけ早く終わらせる為に、迎撃弾を撃った直後の、アクセルシューター迎撃完了の確認という安全確認のプロセスをばっさりカットしたのだ。自分の撃った魔力弾が着弾するより前の、全てのアクセルシューターがまだ迎撃されていない内に飛び出していくのは非常に危険な賭けであったが、それによりギリギリの所でバインドを掛けられる前に残像を残して離脱する事に成功。しかしこの時点で○○の作戦が終わった訳ではない。もしアクセルシューターを一発でも仕留め損ねていたら残像に当てられてバレてしまうからだ。今回は結果オーライでアクセルシューターを全て迎撃出来たものの、こちらも成功率の高い作戦とは言えない。

そして最後に、○○はバリアジャケットの生成と同じやり方で自分が身につけている手袋とブーツと同じ物をもう一組作り、離脱する瞬間に残像の手足に出現させた。バリアジャケットと全く同じに実体化したそれらにバインドは反応し、大の字に固定しようとする。残像の方もその動きに干渉されて歪みが生じるが、遠目には本物の○○が大の字に両手両足を引っ張られている様に見えなくもない。『微動だに動く事さえも出来ない』○○の残像がバインドに捕えられ、ディバインバスターで消し飛ばされる。そして、なのはがディバインバスターを撃った直後の隙を狙い、○○は「それは残像だ!」と叫ぶと同時に近接攻撃魔法を発動させ、ソニックフォームの超加速で一気になのはとの距離を詰めて突っ込んできたのだ。そして、ここにいる中でこの戦況を目視出来たのは、○○と同じソニックフォームの使い手であるフェイトだけだった様だ。
【ソニックフォーム○○がどうやってバインドを抜け出したかについての解説】