(…ああ、そっか…君もなんだね…その寂しそうな目を見れば分かる…だからここまで優しくしてくれるんだね…。
君にも…なのはと同じくらいの何かが…あったから…。)
○「諦めないで欲しい…俺みたいに…どんな小さい事でも、探してみればきっとなのはにもできる事が…」
…なのはだって何とかしたい、家族の皆を助けてあげたいよ…!
…でも恐いの…!
なのはのせいで、逆に迷惑をかけちゃったらって…!
それぐらいだったら、このまま大人しくしていた方がずっとましだって…そう思うと…一歩も踏み出せないの…!
(ポロポロ…)
…悔しい…悔しいよぉ…っ!でも…なのは独りじゃなんにもできない…!
なのはには…どうしたらいいのか…もう、分からないんだよぉ…っ!
○「―独りじゃない。」