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> (二か月後)××「お久しぶりです、リンディ提督と…初めまして、高町なのは君。君のことはこちらでもたびたび聞こえている」リンディ「ええ、××総督もお元気なようで。で、今日はどうしたんですか?」××「ああ。わざわざ休暇中に君たちを呼び出した理由なんだがな…『伝令!』…どうした?」局員A「お話し中失礼します!先ほど、盤帝国軍二十五万が突如国境を破り、我が領内に侵入!西部海域にある我が方の重要拠点、ゴトランド島に上陸!△△大将率いるゴトランド島守備兵、および西方駐留軍五万が島中央部の天狼平野で帝国軍と決戦を行うも、敗北!現在、駐留軍は潰走状態です!」××「な…何だと!?」リンディ「状況は!?連絡は取れるの!?」局員A「はい、現地の○○中尉と連絡がついてます!」○○「…状況は、どう控えめに見ても地獄です。海を埋め尽くす大艦隊など初めて見ました。…現在、我が軍は潰走中ですが、我々の部隊は比較的後方に配置されていたため、損害はほぼありません。ですが、他の部隊はもはや立て直すのは難しいでしょう、撤退を進言します」××「…ゴトランド島を放棄すると?」○○「分かり切っているはずです、総督。我々は負けました。天狼平野での決戦に負けてしまった以上、もはやゴトランド島の失陥は確定してしまったのです」××「クソ、あと半年は来ないと踏んでいたのに…!周囲の島から船をまわす、東部海岸から順次撤退させるようこちらから指示を出す!だが、時間が足りん。…一週間だ。お前、行けるな?」○○「そいつは本当に素敵ですね、面白くなってきた」××「ふん、とぼけやがって。…まことにすまないが、死守だ。いいな?」なの「ど、どういうことですか!?」○○「なのは、簡単な事さ。つまり我々は、この負け戦を単独で支える英雄となるわけだ。楽しいぞ、軍人としてこれ以上の名誉はない」
・おとなの「…まったくもう…カッコつけちゃって…なら私も行くよ。悪いけど、○○君を独りにはさせられないし、これ以上見過ごせないしね…!」
>蹄……落ちない……あと二個でアルテラ再臨出来るのに……落ちない……ゥウウォオアーッ!!もうこうなったらあの馬共徹底的に狩り尽くしてやらぁぁぁぁぁぁ!!
・もはやマスターの方がバーサーカー状態…!でも、気持ちは分かるよ…私も鎖が…鎖がタリナイヨオ…!
ユー「な、なのは…どうしちゃったの!?」
ユーノくぅん…チェーンバインドだしてぇ…鎖が…鎖がぁ…!
ユー「落ち着いて!こんなのすぐに消えちゃうんだから意味ないよ!しっかりしてなのはーっ!!」
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