名前:高町なのは

アクセルシューター68発目

全力全開!

>○○「やあ、174管理外世界へようこそ、六課のみんなとリンディさん。…うん、大変だったのは分かるよ」なの「大変だったけど…それ以上にどうして呼ばれたの?」○○「ああ、そんな大した意味ではないよ。人が足りないから人事異動さ。…さて、この地図を見てみてくれ。つ(http://banshee.ai-saloon.com/personal/user6787/pic/61526.png)」リン「これは…世界地図?一か国だけやたらと国土が広いけれど」○○「ご名答。これはこの世界の地図です。現在我々がいるのは南にある島ですね。比較的極地に近いながらも暖流の影響で暖かいんです。…で、大陸東部にある大きな国に関してですが、貴女方の初任務に関することですのできちんと聞いておいてくださいね。特にスバル」スバル「えぇっ!?」○○「さて、この国の名前はアッシリア。見てのとおり大陸東部にて覇を唱えている強大な帝国です。囲ってある部分の東側にある都市が帝国首都アッシュール、ちょうど線に被ってしまいましたが、帝国東部にあるカフカス山脈北部に副都ニネヴェがあります。元々この国はアッシュールのみを領有していた都市国家で、西側にあったロマリア帝国の庇護下にありました」フェ「…?元都市国家っていう割にはかなり大きな国土だけど…」○○「うん。それについては今から話すよ。さて、センナケリブって言う王様の時に独立を宣言して、同じく庇護下にあった都市国家ニネヴェを襲ったんです。そしてロマリアからの援軍が来るよりも早くこの都市を制圧してしまいました。」はや「いろいろ要因もあったんやろうけど、かなり早いんやね」

>○○「で、この後ロマリアと停戦を挟みつつ何度か交戦し、センナケリブ王の孫であるアダド・ニラリ王の時についにロマリア帝国を滅ぼしその領土を組み込みました。で、その行動に危機感を覚えたカフカス山脈東側にいたマッサゲタイ族と山脈南側の二都市…アッシュールから見て南と南東にある都市を領有していたウマール朝イスラーフィム帝国が手を組み、アッシリアに対して戦争を起こしました。結果は…見てのとおりなのですが、当初はアッシュールに迫るほどに進撃をつづけていたものの、最終的にマッサゲタイ族は文字通り海岸に追い詰められて撃滅されました。イスラーフィム帝国は首都ダマスクを包囲され降伏、皇族は男性が処刑、女性は妾として分配されています。この後しばらく平和が訪れるものの…ちょうど今から三年ほど前に帝国西部で隣接していたハカーマニシュ朝ペルース帝国とダルマスカ王国が手を組んで宣戦布告。西部で戦闘が始まりました。地図で見ると、帝国西部の山脈を挟んできたがペルース。南がダルマスカです。かなりの激戦だったようで陣頭指揮を執っていたダルマスカ国王が戦死、王妃アーシェ殿下が引き継いで戦ったと聞いています。最終的にはペルース帝国は滅亡。ダルマスカ王国も首都が陥落し滅亡、アーシェ殿下は自決寸前に帝国兵に捕縛されアッシュールに送られました。この後帝国は大陸東部の沖に浮かぶファラウ諸島に遠征し、これを領土に組み込んでいます。」リン「なんとまあ、血に塗れた国って言いたくなるわね…。ただ、本国と比べて占領地が非常に大きくなるわけだけど、どうやっているのかはわかるの?」○○「強制移住政策ですね。元々住んでいた土地から引き剥がすことで反乱を起こしにくくするんです。さらにまとめて移住させるのではなく、各民族バラバラにすることでさらに反乱が起こる可能性を低くしているんです」ティ「その…話は分かったんですけど、結局最初の仕事ってなんですか?」○○「えー…最初の仕事なんですけど、皆さんは外交使節の随行員として一緒に来てもらいます。場所はアッシリア帝国首都アッシュール。今代の王、アッシュールバニパル王に謁見するためです。…さて、ここまでで何か質問はありますか?」

・…要は色んな事情もあるだろうけど、様々な国を滅ぼし占有した王様に会うんだね…それはいいんだけど…最終的に、私達が何をすればいいのかな…?
拍手返事109-11