>(ヴィヴィオ、叱られた後日)××「…ああ、デバイスの修理とAI機能のデータアップデート、機能追加は無事に出来た。それに、魔力負担の軽減、バリアジャケットの微調整も成功した。今から家に来て皆で試すか?…分かった。じゃあ、庭の使用許可をもらっておく。…うん。じゃあ、また後で」ヴィヴィオ「お兄ちゃん、誰と電話してたの?」××「俺の友達だよ。これから遊びに来るけど、ヴィヴィオは今からジムだろ?なのは母さん、後で庭で試したいことあるんだけどいい?」なの「いいけど…危険なことはしないでね?」××「いや、単にデバイスが直ってるかの実験みたいなもんだから。魔法を使う訳じゃないから大丈夫」なの「そっか。なら大丈夫だよ」ヴィヴィオ(あ。もしかしてあの時のー壊れてたデバイスかな?)
>(ヴィヴィオ、叱られた後日2)数時間後。××「…ヴィヴィオ。ジムは?それと、何でアインハルトちゃんと一緒に庭に出てるの?」ヴィヴィオ「ジムは個人訓練ってことにしたの!アインハルトさんは、個人訓練の相手に呼んだんだよ!」アインハルト(ペコッと頭を下げる) ××「…いや。あのなヴィヴィオちゃん。庭はこれから俺たちが使うから…」ヴィヴィオ「私はお兄ちゃんの監視するだけ!庭はちゃんとお兄ちゃんの後で使うから!」××「ならいいけど…」(更に数分後)××の友達その1、◎◎「××ー。いるかー?デバイスの…あ、いた。あれ、その子、例の妹さんか(ヴィヴィオを見つめて)。こんにちは。初めましてだな。俺は◎◎。××の友達だ」ヴィヴィオ「こんにちはー♪××お兄ちゃんがいつもお世話になってます♪…もしかして、××お兄ちゃんの工房にあったデバイスって、◎◎さんのですか?」××「…ヴィヴィオ?」◎◎「うーん。修理しかけてたデバイスには俺のも含まれてるけど、全部俺のではないよ」××「…前にヴィヴィオが触ってた槍型のデバイス。あれが◎◎のデバイスだよ」◎◎「元は××が作って持ち主がいなかったのを、一回借りた俺とデバイスの相性が良かったから俺がもらっただけの話なんだけどなー」
>(叱られた後日3)ヴィヴィオ「そうだったんだ…でもお兄ちゃん、あれ全部私が見た時には壊れてたよね?お兄ちゃんが作った自分のデバイスも大破してて…何でお兄ちゃんのデバイスも壊れてたの?」××「…色々あるんだよ」友達その2、◯×「××くーん!久しぶりー!」友達その3、△△「…こんにちは(ペコッと頭を下げる)」◯×「××君、いつもデバイスの修理やアップデートありがとうね。これ、お礼に…あ。この子が妹のヴィヴィオちゃん?それに、お隣の子がアインハルトちゃんかな?」××「ああ。ヴィヴィオ、こっちが友達の◯×で…△△は面識あったか」△△「はい。お久しぶりです」◯×「こんにちは。初めましてヴィヴィオちゃん。◯×です。いつもヴィヴィオちゃんのお兄ちゃんにはお世話になってます♪噂通り可愛いね。これ、良かったらどうぞ♪(ヴィヴィオにびわのコンポートのタルトが入ったバスケットを手渡す)」◎◎「◯×、バスケット2つ持ってるけど中身は?」◯×「今私が持ってる方がメロンチーズケーキ、ヴィヴィオちゃんに渡した方がびわのコンポートのタルトよ」××「じゃあ、セットアップし終わった後にメロンの方を切り分けて食べるか。ヴィヴィオ。びわの方は冷蔵庫に入れておいで」ヴィヴィオ「はぁーいっ!(バタバタと冷蔵庫へ◯×からもらったお菓子を仕舞いに行く)」××「☆☆と▼▼は?」△△「後から来ると言ってました…あ。今着いたみたいです」
>(叱られた後日の話)友達その4、☆☆「××ーっ!」▼▼「…遅れてごめん」××「いや、いいんだ。どうせ数分しか変わりないし。取り敢えずはまあ、全員にデバイスを返して無事修理できてるか確認しないと(××、ジュラルミンケースを取り出し、鍵を開ける。中から出て来たのは××と、その友達が所有する待機状態のデバイス。待機状態も、一見小綺麗で洒落たアクセサリーの様になっている。…××の趣味でこうなってるだけだが。待機状態のデバイスをそれぞれ取り、××が最後に自分のデバイスー白い宝石が着いた、小洒落た二丁の腕輪を取った)××「…全員、デバイスは取ったな?じゃあ、皆で一斉に起動してみるか。……せーのっ!」「「「セットアップ!」」」…足元にそれぞれの魔力光が迸る魔法陣が浮かび上がり、全員がデバイスをセットアップする。
>◎◎「…俺のはセットアップ出来たし、魔力負荷が確かに軽減されてる。…俺のは、修理できてる!」◯×「私のも修理とパワーアップ成功だよ!魔力負荷がいつもより抑えられてるから、体が軽いよ!」…その他わちゃわちゃとデバイスの修理成功を喜ぶ声が大きく、ヴィヴィオは何だか自分の知る兄が遠く感じられた。そんな光景を見ていたアインハルトがある事に気付いた。アインハルト「…確か、××さんがご友人の分含めてあのデバイスの数々を作ったんですよね?」ヴィヴィオ「…?はい、そうですよ?」アインハルト「…おかしくありませんか?いくら友達といえど、同時期にデバイスが一気に大破して修理なんて事、基本ない筈です。それに、どうして××さんまで自分のデバイスを大破させてしまっているんですか?……何か事件に立ち会ったりしない限り、基本普通のデバイスよりもずっと頑丈な××さん製作のデバイスが大破するとは考えられません」ヴィヴィオ「アインハルトさん」
・アインハルト「…すいません。出過ぎたことを聞きました…忘れてください…」
アインハルト(…先ほどのデバイスの様子を見ればやはり、そう簡単に破損するとは考えられません…だとすると何か事件に巻き込まれて…いや、自分から関わってる?下手をすればなのはさん達に黙って…
…これから少し、気にしておいた方がよさそうですね…)
>ユーリが今年のボスなら来年はオリジナルかそれとも音沙汰のないフッケバインの愉快な皆様がそのポジに入るのか
・今回の事件が二部作だから引き続きユーリとイリスさんがラスボスだね…フッケバインさんは…再来年かな?
>(天涯孤独〇〇続き)(その後〇〇の親戚筋も身元引受けの意思がないことからリンディが引き取ることになった)リンディ「というわけで、改めてよろしくね、〇〇君」〇〇「は、はい。リンディさん」リンディ「お母さんでいいわよ?やっぱりまだ呼びづらいかしら?」〇〇「………」(顔が真っ赤になる)
・リン「ふふふ…♪まあからかうのはこれぐらいにして、ご飯の用意しちゃおうかしら…○○君がゆっくりしててね?今日はリンディお母さん頑張っちゃうわよ~!」
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