名前:高町なのは

アクセルシューター68発目

全力全開!

>フェ「……うっ……」 (暗闇の中、フェイトは目を覚ました) フェ(ここは…) (辺りを見回しても、ただ広大な虚無が広がるばかりで何も見えはしない) フェ(そうだ、私とエリオは○○と戦って…それで…) ?「そして貴女方は、我々に呪縛(ロック)されて今に至る」 フェ「!?」 (漆黒の虚無の中、声の主が姿を現す。それは大鎌を携えた白いドラゴンの姿の異形…) カオ「初めまして、フェイト嬢。私(わたくし)リンクジョーカー尖兵部隊【星輝兵(スターベイダー)】指揮官のカオスブレイカー・ドラゴンと申します。以後お見知り置きを」 フェ「お前か…○○を唆したゲスは…!」 カオ「唆したとは心外な。私はただ、○○君の望みを叶えてあげただけですよ…」 フェ「ふざけるな…!!ふざけるな!!!○○がこうなる事を望んでいただと…?出鱈目を言うな!!お前に…○○の何が分かる!?」 (不敵な笑みを浮かべる道化に、込み上げる怒りを叩き付けるフェイト。だが、道化はその言葉に頬を吊り上げ、不敵に笑んだ…) カオ「おやおやぁ?良いんですかぁ?貴女が、いいえ、貴女方がそんな事を言って」 フェ「何を言っ カオ「貴女…今までに一度でも彼の「絶望」に気が付けましたか?…」 …絶…望…!?」 カオ「ほら、やっぱり気付いてない」 フェ「黙れ…!」 カオ「では特別に見せてあげますよ…○○君の絶望をね…」(突如情景が切り替わり、ある光景が写し出される。その光景は…) ○父『うううっ…すまない…すまない…っ!あ、ああああ…!』 ○母『大丈夫よ…もうここには怖い事はもうないわ…大丈夫だから…』 ○父『私がっ…私のせいで…うっ、うあああああ…!!!』 フェ「っ…これは…!?」 カオ「彼のお父様はある理由から酷く精神を病んでいましてね?その病みは次第に体を蝕み…そして…」 (再び情景は切り替わり、そこには病室のベッドで安らかに眠る父…そして傍らで泣き叫ぶ○○の姿…) ○○『嫌だ!!やだよ!!お父さん!!こんなの……こんなのって……!!ぁあああっ!!!』 フェ「○…○……」 カオ「これが彼の最初の絶望…自分の幼さ故に父を救えなかった絶望…思えばこの時からでしょうか?彼の心の中に【大切な人を失う恐怖】が芽生えたのは…。貴女も最初の頃に刃を交えて感じませんでしたか?彼の強さを」 フェ「……」 カオ「父を失い、彼はこう思ったんですよ。【俺が弱かったせいで、何も知らなかったせいで、お父さんは死んだ】とね」 フェ「そんなの…○○のせいじゃない…違うんだよ…○○…!」 カオ「もう誰も失いたくない。誰かがいなくなるのが怖いから…彼は必死に己を研いた。それは魔法という力を得てからも変わりはしなかった。彼の強さはその努力の賜物なのですよ。そして貴女と出逢い…貴女と貴女の母の関係を知り…かつての自分を重ねた。もうあの悲しみを、絶望を味わわせまいと。しかし…」 ○○『プレシアさん!!』 プレ『もっと早く…貴方に会いたかったわ…○○君』 ○○『駄目だよ…生きてよプレシアさん!!フェイトには…貴女が必要なんだよ!!死んじゃ駄目だ!!!』 フェ「母さん…!!」 プレ『フェイトを…お願いね…』 ○○『プレシアさぁああん!!!』 カオ「結局貴女のお母様は救えず、貴女に自分と同じ絶望を与えてしまった…。これが二つ目の絶望…おや?泣いているんですか?」 (道化に指摘され、慌てて涙を拭うフェイト。道化は特に気にする事も無く、言葉を続けた) カオ「誰かを失う恐怖は日に日に肥大化し、闇の書事件によって彼の精神は更に追い詰められました」 ○○『リインフォース…考え直してくれ…!!君が消えたら、はやてがどれだけ悲しむのか分かるだろ!?消えちゃ駄目だ…ナハトヴァールは俺が何とかするから…だから…!!』 リイン『……ありがとう…だが、もう良いのだ…。これは私が決めた事…主と騎士達の未来を思えばこそ…』 ○○『リインフォース!!』 カオ「結局彼は、また大切な人を守れなかった。三度目の絶望を味わい…恐怖が最大まで肥大化したその時…あの事件が起きました……」 ○○『うわぁあああああああっ!!!なのはぁああああああっ!!!』 ヴィ『なのは!!おい!!なのは!!目ぇ開けやがれ!!畜生…!!畜生!!』 フェ「!!!」 カオ「そう、高町なのは撃墜事件…。最悪のタイミングで起きた最悪の事件…」 ○○『嫌だ!!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!なのは!!なのはぁっ!!』 カオ「自分の弱さが、とうとう最愛の恋人を傷付けてしまった…。幸い高町なのはは一命を取り止めましたが…この事件以来、彼は大きく歪んで行きました。気付いてましたか?この事件以来、彼、一度も笑ってないんですよ」 フェ(そうだ…あれから○○は変わってしまった…。その瞳は常に据わり、人殺しの様に殺伐として……六課にさえ関わろうとしなかった…) カオ「ただひたすらに力だけを求め、彼はたった一人で何度も死地を潜り抜けた果てに、彼は我々と出逢った…」

・フェ「そうか…それで、今の○○はあんな…私達が今まで目を背けていたばかりに…

…感謝するよ。○○の絶望がどれほど深いか知ることができた…そして安心した。彼は例え力に歪んでも、○○はやっぱり私達の知っている○○だった…

――だからこそ、○○を…お前を止める…!!お前は結局、○○の絶望を自分の都合のいいいように利用しているだけ!力は確かに何かを成し遂げる為に必要だ…でも、それのみを追い求めた先にあるのは破滅だけ…何も残りはしない…私達は…もう○○から逃げない!ちゃんと向かい合ってみせる!だから…

――○○の絶望を、これ以上お前達に利用させはしないっっっ!!!!」

>○超長文スミマセン(;´д`)ただ、これだけは送っておきたくて……○○という男が味わった絶望を書きたくて……お願いします!何でもしますから!(迫真)

・ん?今何でもするっt(ry

それはそうと、長文になるのは気にしなくていいよ!ただ、文字制限があるから拍手の順番が前後しちゃうかもしれないけど…

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>なのはの子孫の続き なのはの子孫に続いてフェイトの子孫もやって来た。フェイトの子孫「あの…はじめまして、フェイトの子孫です。親戚の家族は地球やミッドチルダに数十世帯いて、中にはお城とお嫁さんを手に入れるために二人の仲間を連れて旅している人もいます。」

・フェ「お…お城?お嫁さん?私の子孫の時代はいったいどうなってるの…?」

>○○:三人とも危ない!の続き。○○・この鎧と剣と盾以外に中シャツの重さが約300キロで~リストバンドが約200キロづつかな、ズボンが普通のだけど、ちなみに、なのは達が思ってる、鎧に追加効果とか身体強化魔法使ってないから、面倒くさいし、普通に鍛えただけだよ、トレーニングカプセルの中で300Gの設定で。

・普通にやってる事がZ戦士と変わらないよ!魔導士でもなんでもないよ!

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