と一心に聞くと、
善子:見えるかいって、そら、そこに、写ってるじゃありませんかと、にこりと笑って見せた。
自分は黙って、顔を枕から離した。
腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思った。
しばらくして、女がまたこう云った。
善子:死んだら、埋めて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。
そうして天から落ちて来る星の破片を墓標に置いて下さい。
そうして墓の傍に待っていて下さい。また逢いに来ますから
いつ逢いに来るかね
名前:津島 善子
ヨハネの劇団員100人
話した言葉:じゃ、私の顔が見えるかい
魔界最強の二人組
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