ルビィ:ううぅ……ぐすっ……。
ダイヤ:落ち着いたかしら?
ルビィ:……うん。ありがとう、お姉ちゃん……。
……ねえ、ルビィ。
こんなこと聞いていいかもわからないけど……。
ルビィの好きな人って、〇〇よね?
ルビィ:……うん。
この前のお花見のとき、二人きりになった時に告白したんだぁ…。
そのときは保留だったんだけど……。
ダイヤ:今回の機会で、お返事をもらったのね。
……でも、なんで、〇〇はルビィを振ったのよ?
仲もいいし、ルビィは女子力も高いし、可愛いし……その理由がわからな
ルビィ:……はぁー……。
な、なによぉ!!?
ルビィ:善子ちゃんってなんでそうも鈍いのかなぁって思って。
ダイヤ:ふふふ、そういうことですか♪
ど、どういうことよ!?
ルビィ:……それはともかく。
〇〇くんは、一途なんだって……。ずーーっと昔からほっとけない女の子がいるから、って理由で振られました。
ここまで言ったんだから、あとは善子ちゃんが自分で考えて。
そして、ちゃんと応えてあげてほしいな……。
ダイヤ:今は、お姉ちゃんが傍にいてあげるから、ルビィは少し休みなさい。
ルビィ:ありがとう……お姉ちゃん♪

渦巻いていた嫌な気持ちは、たぶんルビィの失恋を聞いて、薄らいだと思う。
人の不幸を聞いて喜ぶ堕天使に、私はなってしまったんだ……。
それと一緒に、私は決意した。
次は、私が、〇〇に思いを告げないと……絶対後悔する……。
ずーーっと昔からほっとけない女の子がいる……。
例え、彼の好きな人が……ずら丸だったとしても……。
ゴールデンウィークストーリー 終わり
ヒント
名前:津島 善子
ヨハネの劇団員100人
話した言葉:ゴールデンストーリー10
魔界最強の二人組
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