千歌:ごめん、本当はちょっとだけ思い出した……。

このタイムカプセルには、私と、もうひとり……。

そのとき遊んでいた男の子の手紙が入ってるんだ……。


曜:男の子?

小学生の時によく遊んでいた男の子なんていたっけ?


千歌:その子とは、小学生の時に一夏しか遊んだことなかったから、曜ちゃんや果南ちゃんも知らないと思う。

私も、今は名前も顔も思い出せないけど……毎日が楽しかったことだけは……思い出した♪


梨子:大事な思い出なんだね……千歌ちゃんにとっての……。

千歌:そう……なのかな……?

今まで忘れていたわけだし……案外、ぼんやりした、曖昧なものなんじゃないかな……。


曜:そんなことは、その手紙を見てみればわかるよう!

千歌! カンカン開けるよ?


千歌:ああっ!?


ほい、これは千歌の大事なものだから、勝手に開けたらダメだよう

名前:津島 善子
ヨハネの劇団員100人
話した言葉:千歌とぼくのなつやすみ15

魔界最強の二人組

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