自分はこう云う風に一つ二つと勘定して行くうちに、赤い日をいくつ見たか分らない。

勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行った。

それでも百年がまだ来ない。

しまいには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女にだまされたのではなかろうかと思い出した。



名前:津島 善子
ヨハネの劇団員100人
話した言葉:夢一夜14

魔界最強の二人組

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