千歌:だからね、明日の夏祭り一緒にどうかなぁー……って思ったんだけどー……。

曜ちゃんは誘いたい人がいるもんね?


曜:……うん。

ちょっとだけ……ほんのちょこっとだけ……誘ってみたい人がいるぅ…かな?
あはは……。

でも、私みたいにガサツで、サバサバしてるような女の子に誘われても……迷惑、じゃないかな……なんて…。


千歌:そんなことないと思うよ。

曜:千歌ちゃん……。

千歌:曜ちゃんはもっと自分に自信を持って!

そうすれば、君は誰よりも可愛い女の子なんだから大丈夫ぅ♪
なんなら、一緒に浴衣着ていこうよ。
途中まで一緒について行ってあげるからさ。



曜:……ありがとう、千歌。

元気出たよ……とりあえず、誘うだけ誘ってみる!
それでダメでも、へこまず頑張るよう!

ヨーソロー♪




夜の夕闇が、だんだんと短くなっていく時期。
一番の暑い夜が近づいてくる時期。

そんな夏真っ盛りの中、私の小さな恋はどんどんと膨れ上がっていってた。

意識してからの毎日は、すごく輝いていて。

楽しくて、嬉しくて……。

でも、やっぱり。
あなたともっと一緒にいたいって、そんなわがままなことを思うようになって…。

こんな乙女みたいなうじうじしたのは私らしくない!
って、跳ね返しても、すぐにまた考えちゃう……〇〇のことを。

はぁ……らしくないなぁ……




祭りに誘われ、その当日

名前:津島 善子
ヨハネの劇団員100人
話した言葉:曜と夏祭り1

魔界最強の二人組

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