特別な人なんていない……。

少なくとも、私はそう思っていた。


例えば、スクールアイドルのμ'sのようにキラキラしている女の子たちでも、彼女たちが特別なんだとは思わない。

その人たち自身が特別なわけではなく、誰かから特別に思われてるだけなんだ。

だから、こんな地味な私でも、いつか、誰かからみたら、特別になれるんじゃないか、ってそう信じてたりする。

あるいは……そんな特別に思える誰かに、出逢ってみたい。

そんなことを、淡く。

水彩画を描くように。

淡く、淡く、考えていた。





名前:津島 善子
ヨハネの劇団員100人
話した言葉:11月ストーリー1

魔界最強の二人組

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