梨子:あ……うん。疲れたらそうさせてもらうよぉ♪
でも、〇〇くんも疲れたなら私に言って?
私もまだまだ元気だから、君が疲れたら、私が持つからね。
ううぅ……二人共ごめんね……ヨハネの荷物なのにぃ……。
梨子:下級生は、先輩に頼りなさい♪
えへへー、なーんて、ちょっと先輩風吹かせてみたりして♪
ほらほら、二人共♪
もうすぐ山頂だから、一気に頑張ろ♪
……、〇〇くんが誰にでも優しいのは……特別な人がいないからなんだね……。

山頂にて。
梨子:んー、空気が気持ちいいわね♪
見渡す限り、赤黄緑……、まるで芸術の中にいるみたい♪
よくそんな言葉思いつくわね……。
梨子はやっぱり、根っからの芸術家なのね。
梨子:そんな大げさなことじゃないよぉ……。
でもね、それを言ったら、よっちゃんだって、いつもよくわからないこと言っててすごいよ♪
うぐっ……馬鹿にしてぇぇぇ。
あれは、下界の人間にはわからないような、高貴で、禍々しく、最凶な言葉なんだからね!
梨子:はいはい、さあ、日が暮れる前には描ききろうねー♪
流さないでよぉぉぉ!?
そして、夕暮れ
名前:津島 善子
ヨハネの劇団員100人
話した言葉:11月ストーリー5
魔界最強の二人組
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