君がけとばした
星をやっとつかまえて
星座にはめこんだ
長い夜のほとり

僕はかけだした
向かい風おいかけて
闇をふみしめた
白く固いひづめ

僕らきっと
夜から夜へそよぐ
そしてすぐに消える
一瞬の光
きらきらと

混沌はダーウィンの
気まぐれな寄り道で
遠い記憶から
数式を超えてきた

僕らきっと
夜から夜へそよぐ
そしてすぐに消える
一瞬の光

月の窓に
廻れ時のプリズム
こんな叫び
彼方の空の下まで
届けばな…
グッドナイト