今日もあの人は来てくれた。

嬉しいことに花なんか持ってきて。
どういう風の吹き回しか、と尋ねたら、なんとなくと彼は答えた。

小さな想い出だけれど、私はこの“なんとなく”が愛おしい。
空を飛べない私でも、日常は素敵で満ちているんだ。


素敵の来訪