妖怪の賢者。
幻想郷の中で最も妖怪らしい妖怪です。
古くは初代幻想郷縁起にも載っています。
境界を操る能力を持ち、スキマという空間の裂け目を使って瞬時に移動したり、体の一部だけをどこかに移動させたりすることもできます。
壁に耳あり障子に目あり、スキマに八雲紫あり、なんてね。
境界を操る、ということはなんとも物凄い力なんですが……口で説明するのが面倒なので詳しくは縁起を読んでください。
人間の少女と変わらぬ姿を持ち、派手な服装で大きな日傘をさしています。
妖艶で美しい笑みは、人を惑わせる。
創造と破壊を生み出す危険極まりない力を持ちますが、不思議な事に人間を襲うことは多くありません。
退治しようとしても余程悪質な戦闘でない限り手は抜いてくれますが、とにかく厄介で不思議な能力を使いますから、間違っても暴言など吐かぬよう。
もしも怒らせたら、○○さんなんて一瞬でガオン!ですからね。
紫