――――私だって、逝きたくなんかないです。
あなたを置いて、先に死ぬなんてできません。

ですが、それもまた運命なのです。
私たちはこういう星の下に生まれた……。いえ、私がそういう道を選んだんです。

人はいつか死にます。
私はただ、それがほんの少し早いだけ。

どうか悲しまないで、○○さん。
あなたの泣き顔なんか、死んでも見たくありません。
逝かないで