「魔理沙……」

魔理沙さん、聞いていらしたんですね。

「ああ、神社に来てみれば面白い話をしてたからな。 紫も下世話な奴……いや、違うか」

「何が違うってのよ?」

「考えてもみろ。 あの妖怪全部計算尽くババアの紫が色恋沙汰の一つで幻想郷のルールを曲げると思うか?」

「それは…………」

では、つまり………………。

「小鈴の時のように何か企んでいるんだと思うぜ? お前さんも具体的に八雲紫と○○がどんな話をしてたかは知らないんだろ?」

ええ、そうですが……。
では八雲紫は何故○○さんに接触したのかしら?

「そこが分からん!」

「分からんのかい」


霊夢と阿求13