………………。


「ま、いくら紫でも人妖のバランスを崩すような真似はしないでしょ」

「そうだな。 多分暇潰しに○○をからかって遊んでいるんじゃないか?」

そんな適当な……。

「その適当さがあいつらしいとこよ。 ま、今は様子見でいいんじゃない? あんたもすぐおっ死ぬわけじゃないんでしょ」

そうですが……。

「その頃には○○も落ち着いてるだろ。 ……易者の時みたいにならなきゃいいけどな」

「そんときゃそん時よ」

…………ありがとう。

お騒がせしました。私、そろそろ帰るわ。

「あら、そう?」

「里に帰るんだろ? 送ってくぜ」


霊夢と阿求14