(ムカムカがおさまらない。)
(もうどうにでもなってしまえと思って、その辺にゴロンと寝転がる。)
(ひんやりとした地面が怒りで火照った体を冷やしてくれるのが心地よくて、いつの間にか寝てしまっていた。)
(無防備に寝ている貴女を発見した彼は、そっと隣にしゃがみこむ。)

あーあー、こんなところで寝ちまってよォ……。
ぷんすかしてたから、少し散歩でもすりゃあ冷静になれると思ったんだが。
……寝るにしたって場所があるだろ場所が。
ンにしても気持ちよさそうに寝てやがる。
このままそっとしてやりたいが、

(薄着で眠る貴女を見て)
流石にコレはいかんな。
よっ、と。
(膝の下と背中に手を回し、そのまま軽々と持ち上げる。)
好きな男じゃなくて申し訳ないが、少しの間辛抱してくれよ。
(そのまま静かに暖かな布団のある場所まで運んでくれたのであった。)