(大尉が地図を描き終えたあと、店主に丁寧に礼を言って店を出る)
(下りの階段では、行きと同じように大尉が私を抱えて降りた)


(はぐれない為とかなんとか大尉を言いくるめて、彼と手を繋ぎながら暗くなった道を歩く)
(逢引きみたいだね、とつぶやくと「おう」とだけ短い返事がかえってきた)





(……広場まで戻ると、朝一緒に行動していたグ=ビンネンのおエライさんやら警備兵やらが集合していた)
(皆、すごい渋い顔をしている)




(大尉は私をかばうように前に立つ。と、「おうお迎えご苦労さん!それじゃあ皆で帰るか!」とまるで何事も無かったかのように明るく振る舞った)
(こうして大尉と私は周りをギチギチに警護されながら、飛龍まで帰ってきたのであった


【終】

名前:空神様
46歳

GOD

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