○○……?
だ、大丈夫?
……急に、どうしたの?
(寿くんが恐る恐るというような手付きで、私の背中に触れた。そのまま目元に指が伸びてきて頬の涙を拭う。────その瞬間、途端に中学生の頃の記憶を思い出して、胸がきゅっと締め付けられた。私が泣いたとき、寿くんはいつも、こうして涙を拭ってくれた)
……あの頃、こうして○○の涙を拭うのは、ずっと僕だけの役目だと思ってた……
(寿くんの言葉に、どうしていいか分からなくなる。今更そんな言葉を聞かされて、どうしろと言うのだろう)
………○○を泣き止ませるのは得意だったんだけどな……、今は、どうしていいか分からない……
(寿くんの胸の中で泣いて、慰めて貰って、守られて。それがあの頃の自分は心地よかった。でも今は、もう違う)
→
×……ごめん、酔ってなんか泣いちゃった。もういい大人だから、適当に一人で泣き止むから大丈夫だよ
名前:佐藤寿也+坂口光
通算本塁打144本
話した言葉:×泣く2
寿くんかわいい
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