純狐、今日はずいぶんと優しいじゃない?
いったい、どういう風の吹き回しなのかしら?







……。





ああ、分かってる分かってる!
これも作戦だと言うのでしょう?





……。





純狐?





ヘカーティア。





ん…?






さっきから足が痺れてまったく動けません
私ともあろう者が痺れて動けないなど恥でしょう?
ですので、○○が眠るまで黙っていたのです




そ、そう…
それじゃ、私は先に帰っているわ





ちょ、ちょっと待ってくださいヘカーティア!
1人で立てないと言っているでしょう!?
助けて、ヘカーティア!見捨てないで〜!


寝ぼけて足をツンツンする
安心しきった顔で眠る