(皆が広間で待っているとこんのすけに言われ、広間へと向かった。)
(入ってみると、空気が重くギスギスしていた。なんだか怖くなり、こんのすけをぎゅっと抱きしめていると、黒い髪の男の子がこちらに気づき、近づいてきた。)

あんたが大将の……。
俺は薬研藤四郎だ。あん……お嬢のお母さんを守っていた。よろしくな。(なでなで)

こんのすけ、本当にそこのチビ助を審神者にするのか?まだ小さいし危ないだろ。

はい。主さまの血縁者である彼女にこの本丸を任せるとの事です。……刀剣の皆さんは彼女の命に従うように。
(こんのすけの言葉に、彼らは表情を暗くする。)
(幼い私には彼らの言葉が理解できないが、歓迎されていない事だけは分かる。)
(……これからどうなるのだろう。)