よっ、そこの見知らぬお嬢さん。
俺は通りすがりの狐だ。こんこん…ってな。
(鶴丸が狐のお面を被っている。)
おっと、俺と君は初対面だぜ?だから愚痴でも何でも吐いちまえ。知り合いに言えない事でも、他人なら気を使わなくても大丈夫だろ?
(鶴丸は珍しく黙って愚痴を聞いてくれた。)
うんうん…よく頑張ったな、ある……ごほんっ…娘よ。
君の事は知り合いの鶴丸から聞いてるぞ。素晴らしい主だとな。…それと、たまには俺達にも相談してくれないと拗ねるぞ、ともな。
一人で頑張る事は悪くない。でも、俺達にも頼ってくれないと嫌だぜ、主。
ありがとう、鶴丸今度は楽しいお話を聞いてね、狐さん