「そうと決まれば、早速玉作りだな!」

1個…2個…3個…

「まだまだ…。」

4個…5個…6個…



\パスパスッ!/

\バシャア!!/




「うおっ!?水風船が自爆!?」

詩音「○○も不用心ですねー…。作り置きの風船は真横に置かない方がいいですよ?」

「詩音!お前がやったのか!?」

詩音「その通り♪お姉から借りたモデルガンでパスパスっと★案の定大爆発してくれましたね♪」

「あ、危ねぇだろ!?」

詩音「心配しなくても銃器は扱い慣れてます♪」



「チッ…やられたぜ…。あとは羽入ちゃんか…。」

詩音「ああ、羽入ちゃんならさっさと奇襲して倒しちゃいました★」

「はぇーよ!?」

羽入「グッス…あぅあぅ…作ってる時に後ろから襲撃なんて反則なのですよ…。」

詩音「○○用と羽入ちゃん用に2個だけ作って、すぐに奇襲を仕掛けたんですよ♪そしたらまだせっせと風船を作ってたんで後ろからひょいって★」

羽入「あうあう〜!後ろからなんて対処出来ないのですよ〜!それにあんなに早く来るなんて〜!」

「で大量に風船を持ってる俺には近付かず狙撃か…。末恐ろしいぜ…。」

詩音「いやぁ〜、それほどでも★」



魅音「おっ!決着着いたみたいだねぇ!」

詩音「ハイ、勝負にはスピードが命です♪」

「魅音がモデルガン貸したからだぞ!?」

魅音「え、あのモデルガンが敗因!?」



―予選C GAMEOVER―



それから、予選に勝ち残った代表4人は決勝で熱い激闘を繰り広げた。
激戦が終わる頃、水浸しだった服は熱気と興奮で渇きつつあった。



そして…

『予選C-アウト』