詩音「我らが誇る『トラップマスター』、北条沙都子ちゃんでーす!」

沙都子「何で私がこんな目に遭わなければいけませんのよー!?」

魅音「ごめん!止められなかった!」

沙都子「ひ、ひどいですわーッ!!」



詩音「沙都子、実は今回のこの企画…考えたのは私じゃないんです。」

沙都子「…じゃあ一体誰なのですのよ…こんなふざけた企画を出したのは…。」



悟史「沙都子…提案者は僕なんだ…。」

沙都子「にーにー…!?どうして…!?」

悟史「どうしても沙都子にかぼちゃ嫌いを克服して欲しくて…。黙っててごめんよ…。」

詩音「悟史君は随分悩んでいました…。沙都子のかぼちゃ嫌いにも、沙都子に嫌な事させるのにも…。でも迷った結果、今回の企画を立てたんです!沙都子ッ!これは単なる嫌がらせではなく、1つの試練なんですッ!だから…どうか…ッ!!」



沙都子「…分かりましたわよーッ!!にーにーが…そこまで考えてくれたんですもの…。断れる訳ございませんわ…。」

悟史「…沙都子…!!」

詩音「沙都子…ありがとう…!ねーねーすっごく嬉しい…!」

沙都子「こうなればかぼちゃでも何でも来いですわー!!さあ、早く始めますわよ魅音さん!」

魅音「おう!任せなよ!準備万全さッ!」





沙都子「むがーッ!こうなればヤケですわーッ!」

『2012ハロウィン-2』