―園崎本家 廊下―
魅音「誰だー!?人ん家の廊下にトラップ仕掛けた奴はー!?」
沙都子「アラアラ♪魅音さんにしては珍しく愚問ですこと…。こんなハイレベルなトラップ、私以外作れませんわ!」
詩音「本当に見事な逆さ吊りですね♪」
魅音「早く降ろせぇ!」
悟史「えーっと…どういう事…?」
圭一「見て分かんねーか?逆逆トラップだよ。」
レナ「逆逆…?」
圭一「ああ、魅音の逆ドッキリを利用したな。」
魅音「ど、どうしてそれをッ!?」
圭一「百戦錬磨のお前だからな。『ドッキリに気付くこと』ぐらいお見通しだよ。」
詩音「さすが圭ちゃんです!素晴らしい作戦でした!」
魅音「くっ…いいから降ろせー!!」
梨花「なるほど…魅音を過小評価してた訳ではなかったのね…。」
羽入「あぅあぅ…それにしても魅音はどうしてあそこに…。」
梨花「多分裏口を使って入ったんでしょ…。で玄関に来るのを予想してここにトラップを仕掛けた…。」
羽入「あぅあぅ…魅音も災難なのです…。」
魅音「本当にそろそろ降ろして…頭に血が…」