3日前。僕は知らない部屋で目が覚める。
目の前には眼鏡を掛けた医者、金髪の看護婦、同い年ぐらいの子供達。
意識がまだハッキリしない中、彼らは僕に話しかける。
「ケガは大丈夫かい!?」「全く心配掛けさせやがって!」と色々と…。
でも僕は、彼らが誰か分からなかった。
彼らは一体誰だっけ?
ここは一体どこだっけ?
まず『僕』って誰だっけ?
疑問は解決されないまま、今日もベッドの上にいる…。
「ガラガラッ!」
ああ、自分とみんなの名前は分かったな。
僕は○○、眼鏡の医者は入江先生、看護婦は鷹野さん、それから今お見舞いに来た子は…
??「よっ!今日もお見舞いに来たよ!」