よっ!俺は山本武。並盛中の野球部員だ!
小せぇ頃から野球ばっかやってたからそのかいもあってか一年からレギュラーになっちまった。
ちなみにうちは俺の親父が竹寿司って寿司屋を切り盛りしてる。
腕と味は日本一だって町内でも評判さ!
剛「へいおまちっ」
ところで、最近俺の周りでおもしれぇ事が起こるんだ
どうもツナ達と友達になってから増えたような気がすんだが、やっぱ遊びは大勢のが楽しいからな!
あははは!
ところで、今日は何の遊びだ?
ツナの周りにはいつも面白い奴が集まってる。
黒いスーツの小僧、イタリアからやってきた獄寺隼人、
それに牛の着ぐるみを着たランボに2枚目のディーノさん、
そうそう、中国からやってきたイーピンって女の子もいたな。
イーピン「ラーメン伸びちゃう!」
ボンゴレファミリーとかいうマフィアごっこをみんなでやってるみたいなんだ。
ツナは10代目で、ボスなんだってさ!
おっ!またやってるのか、マフィアごっこ?
面白そうだなー!俺もそのファミリーってのに入れてくれよ!
しかしさっきのナイフといい爆発といい、
最近のおもちゃってリアルなのなー!
武「いいか、俺が泳ぎのコツを教えてやるよ!!
ぐっと潜って、んーぱっ、んーぱっ、グッグッって
そうすればスイっと行くから!」
綱吉「意味わかんねぇ!」
武「いいか、バレーボールのコツを教えるぜ!
ボールがガバーで、目がグインで、
ばびゅーんと行ったら、ドバンのバギンのグギンでGOだ!」
綱吉「意味わかんねぇ!!」
武「えへへっ!
野球の極意を教えるからな!
玉がぎゅーんと来たら、腰をグインのキュッキュで、バットがびゅーんでびやんのポンだ!!!!」
綱吉「だから全然わかんねぇ!!!」
あの日の俺はあいつに手も足も出なかった。。。
独立暗殺部隊ヴァリアーのスクアーロ。
アイツは俺の事をシロウトと呼んだ。
そのとおり、俺の剣は自己流、バットみたいに振り回してただけだ。
でもそれじゃダメなんだ!
ヤツに勝つためにはちゃんとした剣技を学ばないと!
もう一度奴と戦うために
もう一度奴の剣を受けるために
その為に俺は雨の守護者になったんだ!
武「オヤジ!剣道を教えてくんね?」
剛「武。。。この日が来ちまった以上、父ちゃんは持つ剣技の全てをお前に叩き込む。
覚悟がねぇならうちに帰んな。お前が剣道をやりてぇ理由が遊びならな」
武「遊びじゃねー!遊びなんかじゃねー!!」
剛「ならば覚悟しな。
父ちゃんが教えるのは先年の世に多くの人間を闇に葬った殺しの剣よ。
その名を時雨蒼燕流。
次、守式2の型」
武「逆巻く雨!」
剛「次、攻式5の型」
武「五月雨!」
剛「次、守式7の型」
武「繁吹き雨!」
剛「次、攻式8の型」
武「篠突く雨!」
剛「流派を越えると時雨蒼燕流はな、完全無欠最強無敵よぉ!!」
武「オヤジが無敵ってんだから無敵なんじゃね?」
待ってろよ!スクアーロ
俺があんたをこの刀で、時雨蒼燕流継承者が受け継いできた時雨金時でぶっ倒してやる!
俺は雨の守護者、山本武だ!
オヤジ、ありがとうございいました!!
雨の継承者