クフフ…まぁ、まだ恋人同士では無いので浮気には含まれませんね。


(愉しげに目を細めながら指先でくいっと顎を上げられた。
何だかいけない事をしているようで妙にドキドキして、身体に力が入ってしまう)

…そんなに堅く唇を引き結んでいたら、せっかくのキスの感触が分からなくなってしまいますよ?

(フッと吐息で笑らわれて、少し恥ずかしくなる。
骸の親指が緊張をほぐすように唇をゆっくり撫でていった)

その照れている表情、堪りません…

(相手の顔が近付いたと思うと、あっという間に口を塞がれる。
そのまま後頭部に手を回され、更に唇が深く触れ合う)



……ん……、…柔らかい唇ですね…

(その感触を確かめるように、下唇を優しく食まれる。
何度か繰り返した後にぺろりと唇を舐められた)


……二人だけの秘密ですからね?

(念を押すように、もう一度軽くキスされた)
★…したい