嫌ですよ、飲まなくとも君から漂ってくるお酒の匂いだけで酔えそうです。
…はぁ、絡み酒なんて君は癖が悪いですね、もう撤収して下さい撤収。二日酔いになっても知りませんからね。
いや、一升瓶を突き付けられても飲みませんよ…?
(黙々と空き缶の片付けを始めた骸の頭を掴むとこちらを向かせる)
…な、何です…かっ…んんっ…!?
(急なキスに驚いて固まっている骸の唇を舐めると、慌てて引き剥がされた。赤い顔で相手が睨んでくる)
…っ君、酔いに身を任せ過ぎですよ…!なんて事をするんですかっ
あのですね、未成年に酒を飲ませたら犯罪ですよ。それが口に付いていた少量でもです。
…本当に僕まで酔いそうです、味が…妙に甘ったるくて、悪酔いしそうです…君が変な事するから…っ
ちょっと水飲んで来ます…
お前も飲め