僕が…ですか?

おや、こんなに優しくしているのに…酷い言い様ですね。

(わざと優しげに首へ指が絡まってくる)


力を入れたら簡単に折れてしまいそうだ。

…君の怯えた瞳と言うのもなかなか良いものですね…?

(ゆっくりと首元から骸の手が離れていく。一瞬だけ表情が悲しげに見えた)


クフフ…おふざけは此処までにして…君の本能は正確に機能してると思いますよ。

本当の僕は非情で悪逆無道ばかりの恐ろしい人間ですから。


怖いのなら嫌いになっても、離れても、逃げてもいいんですよ。


…怖くなくなった
怖い