大丈夫でしたかっ…?

まったく…、君はなんて危なっかしい事を…

(そのままぎゅむっと胸に閉じ込められると顔を覗き込まれる)

でも良くやりましたね、良い子です…怪我は?

何とも無いですか…?心配しましたよ。

(目元を緩ませてほっと息を吐いた骸だったが、次の瞬間にはスペードを冷たく睨み付けていた)


君が僕の腕の中に居るなら安心です…これで腐敗しきった汚物を何の遠慮も無く始末できる。


房違い10